Amラジオ廃止はなぜ?2028年停波の真相と今すぐ知るべき5つの影響
Amラジオ廃止はなぜ?2028年停波の真相と今すぐ知るべき5つの影響の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
数字上は順調に見えるFM化ですが、現場を取材すると一部地域で無視できない摩擦や混乱が浮き彫りになっています。実証実験中に寄せられたリスナーの反響を精査すると、年代や生活様式によって評価が真っ二つに割れていました。
必読記事
都市部在住の50代会社員からは「木造の実家では聞こえていたAMが、鉄筋マンションの自宅では雑音まみれで諦めていた。ワイドFMに切り替えてから驚くほどクリアになり、深夜番組のリスナーに復帰した」という歓迎の声が相次ぎました。スマートフォンの通信量を気にせず、災害時にも確実に情報が得られる安心感は大きなメリットです。
一方で、山間部や過疎地の高齢者層からは悲痛な訴えも少なくありません。SNSや自治体の相談窓口には、次のような声が多数記録されています。
「農作業中に畑でずっとAMを聴いていたが、FMになった途端に山陰に入るとサーという砂嵐しか聞こえなくなった」(70代・農業従事者)
「亡き夫が愛用していた古いポータブルラジオでは周波数の目盛りが90MHzまでしかなく、地元局の放送がプツリと途絶えてしまった。買い替えが必要と言われても年金暮らしには負担が大きい」(80代・無職)
超短波であるFM波は直進性が強いため、山や建造物の裏側に電波が回り込みにくい弱点があります。放送局側は小型中継局の増設を進めているものの、採算性の壁に阻まれ、結果として「山間部の電波空白地帯」を取り残してしまう懸念が今なお解消されていません。