防風通聖散が合わない人の特徴とは?下痢や動悸の原因と体質診断
防風通聖散が合わない人の特徴とは?下痢や動悸の原因と体質診断の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
防風通聖散は、適応するターゲットが明確に定まっている処方です。広告のキャッチコピーや他人の成功談に惑わされず、自分自身の体質・生活習慣と照らし合わせたシビアな判断が求められます。
防風通聖散が適している人(服用を検討してよい基準)
- ガッチリ体型で筋肉量・体力ともに充実している人
- お腹周りに脂肪が厚くついており、いわゆる太鼓腹(リンゴ型肥満)の人
- 日常的に便秘がちで、2〜3日以上排便がないのが常態化している人
- 顔に赤みがあり、のぼせやすく、暑がりで汗をよくかく人
- 高血圧や不整脈などの循環器系疾患を患っていない人
防風通聖散が合わない人・今すぐ服用をやめるべき人
- 手足が冷えやすく、エアコンの風に弱い冷え性体質の人
- 普段から軟便傾向、または1日に何度も排便がある人
- 少し動いただけで疲れてしまう虚弱体質・貧血気味の人
- 服用後に動悸、めまい、不眠、激しい胃痛、下痢が生じた人
- 妊娠中、授乳中、または高齢で体力が低下している人
もし自分が「合わない人」に該当しながらも肥満やむくみに悩んでいる場合は、無理に防風通聖散に固執する必要はありません。例えば、筋肉量が少なく水太り・冷え・下半身太りに悩む虚証タイプには「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」、ストレス過多で便秘やイライラ、上半身の張りがある中間〜実証タイプには「大柴胡湯(だいさいことう)」など、個々の体質(証)に合わせた適切な処方が存在します。自身の体を守るためにも、漢方に詳しい医師や薬剤師への相談を優先してください。