2026年6月の満月ストロベリームーン完全解明!ピーク時間と赤い真相

2026年6月の満月ストロベリームーン完全解明!ピーク時間と赤い真相の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

「ストロベリームーン=月がイチゴ色に染まる現象」と捉えている人は少なくありません。しかし、月自体の岩石や光が物理的に赤く変色しているわけではありません。月が赤や深いオレンジ色、あるいは赤銅色を帯びて見える現象には、地球の大気構造と軌道角がもたらす明確な大気光学的作用が存在します。

最大の鍵となるのが「レイリー散乱(Rayleigh scattering)」と「夏至前後の太陽と月の位置関係」です。

地球から見ると、夏至(毎年6月21日頃)付近では、太陽が最も高く昇る一方で、太陽の真反対に位置する満月は「1年の中で最も低い軌道」を通ります。空の低い位置にある天体からの光は、真上にある天体からの光に比べて、地球を取り巻くぶ厚い大気層の中をはるかに長い距離通過しなければなりません。

光が分厚い大気層を通過する際、波長の短い青い光は空気中の分子や塵によって四方八方に散乱されて地表に届きにくくなります。その結果、波長が長く大気中を通り抜けやすい赤い光やオレンジ色の光だけが観測者の瞳に届くことになります。これは夕焼けや朝焼けが赤く見えるのと全く同一の物理原理です。

とりわけ地平線から昇った直後や沈む直前の高度5度〜15度前後の時間帯は、大気の影響を最大限に受けるため、肉眼でもはっきりと赤みを帯びた神秘的な色合いを楽しむことができます。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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