価値のある500円玉一覧!昭和62年やエラー硬貨の見分け方と最新相場
価値のある500円玉一覧!昭和62年やエラー硬貨の見分け方と最新相場の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
「記念コインはすべて高い」という認識は、古銭コレクションの世界では最も頻繁に見られる誤解の一つである。昭和・平成・令和を通じて発行された500円記念硬貨の多くは、国家行事や国際的イベントに合わせて数千万枚規模で発行されており、実のところ額面以上の価値がつかない銘柄が大半を占める。
例えば、昭和60年のつくば科学万博記念や、昭和63年の瀬戸大橋開通・青函トンネル開通記念の500円白銅貨は、当時記念品として多くの家庭で退蔵されたため現存数が極めて多い。買取専門店に持ち込んでも「額面通り(500円)」または銀行での口座入金を案内されるケースがほとんどである。
その一方で、明確なプレミアを維持しているのが特殊な仕様や限定パッケージの硬貨だ。表面を鏡のように磨き上げ、模様部分を艶消しのフロスト状に仕上げたプルーフ硬貨セットは、愛好家向けに数量限定で販売されたため、元箱や鑑定書が揃っていれば定価以上のプレミア相場を維持している。
また、平成20年から各都道府県をテーマに発行された「地方自治法施行60周年記念500円貨幣」のように、2種類の異なる金属板を組み合わせたバイカラー・クラッド技術が用いられたコインは、造幣局の特製プラスチックケース入りや専用バインダー完備の状態で保管されていれば、額面を上回る手堅い評価を受けやすい。