間寛平と池乃めだかの絆と現在!猿猫対決誕生秘話と不仲説の真相
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二人の代名詞といえば、なんといっても吉本新喜劇の猿猫対決です。間寛平が腰を落として両腕を垂らし、顔を歪めて「ウキーッ!」と威嚇する猿になれば、池乃めだかは小柄な体を丸めて両手を丸め、「フニャーッ!」と背中を丸めて威嚇する猫になりきる。この動物模倣による間寛平と池乃めだかの喧嘩コントは、いかにして誕生したのでしょうか。
当時の舞台関係者の証言や本人の回想録によると、このネタは最初から台本に細かく書き込まれていたものではありませんでした。ある日の本番中、台詞の詰まりや些細なきっかけから互いに引くに引けなくなり、寛平がアドリブで猿の物真似をしてめだかを威圧したのが発端です。これに対し、めだかが咄嗟に思いついた返しが「威嚇する猫」でした。
舞台上で繰り広げられた間寛平と池乃めだかのネタは、回を重ねるごとにエスカレートしていきました。小柄な体を誇示するように胸を張る池乃めだかが放つ「見下げてごらん」の名フレーズや、激しくもみ合った末に「今日はこれぐらいにしといたるわ!」と捨て台詞を吐いて逃げる定番の流れは、まさに昭和から平成にかけて磨き抜かれた吉本新喜劇の名人芸そのものです。
台本上はわずか2行の「二人が揉める」というト書きが、舞台上では10分以上のロングコントへと変貌することもしばしばありました。持ち時間を大幅にオーバーして進行係を青ざめさせながらも、劇場内は割れんばかりの爆笑に包まれる。劇場支配人が「時間を巻いてくれ」と袖からサインを出しても、二人は互いの目を見つめ合いながらアドリブを止めなかったと語り継がれています。