不易流行とは?松尾芭蕉の教えと現代ビジネスでの活用法
不易流行とは?松尾芭蕉の教えと現代ビジネスでの活用法に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
「不易流行」という四字熟語を小学生でも理解できるように端的に表現するなら、「いつまでも変わらない本質的な価値を守りながら、時代の変化に合わせて新しいものを取り入れ続けること」となります。
言葉を構成する2つの要素を分解すると、その構造がより鮮明に見えてきます。
- 不易(ふえき):時代が移り変わっても決して変えてはならない本質、根底にある理念、普遍的な価値観。
- 流行(りゅうこう):時代のニーズ、社会環境、テクノロジーの進化に合わせて柔軟に変化させるべき手法や表現。
ここで見落としてはならないのは、「不易」と「流行」は対立する二項対立ではないという点です。芭蕉が説いたのは、「流行を取り入れて変化し続けなければ、本質(不易)を守ることはできない」という循環構造でした。伝統を守るために何も変えないままでいれば形骸化して衰退し、逆に流行ばかりを追って軸を失えば存在意義が消滅します。両者が根底で一つに結びついている状態こそが、不易流行の真髄です。