カルロス・ゴーンは何をした?逮捕理由と逃亡劇・現在の生活まで解説
カルロス・ゴーンは何をした?逮捕理由と逃亡劇・現在の生活まで解説とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
2019年4月に保釈されたゴーン氏は、東京都内の住居で監視カメラの設置やパスポートの没収、キャロル夫人との接触制限など厳格な条件下に置かれていました。しかし同年12月29日、誰もが予想し得なかった「映画さながらの密出国」を強行します。
逃亡劇を指揮したのは、元米軍特殊部隊「グリーンベレー」隊員のマイケル・テイラー被告らでした。彼らは音楽関係者を装い、音響機器を入れる大型ハードケースの底面に空気穴を開け、その中に身長170cmほどのゴーン氏を潜伏させました。そして、関西国際空港のプライベートジェット専用ゲートでは当時大型荷物のX線検査が義務付けられていなかったという警備の死角を突き、手荷物検査をパスすることに成功したのです。
関空を飛び立ったチャーター機はトルコ・イスタンブールを経由し、ゴーン氏が幼少期を過ごしたレバノンの首都ベイルートへと到着しました。ゴーン氏が逃亡先にレバノンを選んだ最大の理由は、「レバノン憲法が自国国民の外国への身柄引き渡しを禁止していること」にあります。さらに現地では政財界に太いパイプを持ち、「国の英雄」として歓迎される土壌があったことも逃亡先選定の決定打となりました。