浜辺の歌をリコーダーで吹くコツは?苦手な高音の運指もプロが徹底解説
浜辺の歌をリコーダーで吹くコツは?苦手な高音の運指もプロが徹底解説に関する疑問を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。
『浜辺の歌』の演奏で最も多くの学習者がつまずくのが、後半(サビ)のメロディ「雲のさまよ」「寄する波も」で登場するオクターブ上の高い音です。裏返ったような鋭いノイズが出てしまう場合、原因は「左手親指の開きすぎ」または「息の吹き込みすぎ」にあります。
1. 左手親指(サミングホール)は「爪の先でわずか1ミリ」
高い音を出すための「サミング」は、裏面の穴を完全に開けるのではなく、親指の爪の角を使って三日月状の小さな隙間を作るのが鉄則です。穴を半分以上開けてしまうと、息が逃げて音が裏返ります。「親指を曲げて爪を立てる」感覚を指先に覚えさせましょう。
2. 息のスピードは「細く・遠くへ・温かく」
高い音を出そうと意識するあまり、力任せに強い息を吹き込むのは逆効果です。息の量を増やすのではなく、唇の穴(アパチュア)を少し絞り、冬の日に遠くの手を息で温めるようなイメージで細く密度の高い息を吹き込みます。タンギングも鋭い「トゥ」ではなく、柔らかな「ドゥ」や「リュ」を用いることで、名曲にふさわしい澄んだ音色を生み出せます。