メーデーとは?意味・起源と日本で祝日にならない理由【2026最新】
メーデーとは?意味・起源と日本で祝日にならない理由【2026最新】とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
メーデー(May Day)は、毎年5月1日に世界各地で開催される国際的な労働者の祭典です。労働者が団結して権利の向上や労働条件の改善をアピールする日として広く知られています。
その起源は、19世紀末のアメリカに遡ります。1886年5月1日、米シカゴを中心に全米の労働者約35万人が「1日8時間労働(仕事に8時間、休息に8時間、教育と娯楽に8時間を)」を掲げて一斉ストライキに踏み切りました。当時、1日12〜14時間労働が当たり前だった過酷な搾取環境に立ち向かったこの運動は、直後の5月4日に爆弾テロと警官隊の発砲を伴う流血の惨事「ヘイマーケット事件」へと発展します。
この事件で多くの犠牲者を出したものの、労働者たちの熱意は消えませんでした。1889年にパリで結成された国際社会主義組織「第2インターナショナル」の創立大会において、ヘイマーケット事件の犠牲者を追悼し、8時間労働制の実現を求める統一行動日として毎年5月1日を国際的な示威行動の日と定めたことが、メーデーの公式な始まりです。
日本における最初のメーデーは1920年(大正9年)5月2日、東京の上野公園(現・上野恩賜公園)で開催されました。治安警察法の撤廃や8時間労働制を掲げて約5,000人の労働者が結集。戦時体制下の1936年に一度禁止されたものの、終戦直後の1946年(昭和21年)5月1日に宮城前広場(皇居前広場)で「復活メーデー」として再開され、約50万人が参加する大規模な民主化運動の象徴となりました。