内出血を1日でも早く治すには?冷やす・温めるの真相と青あざ改善薬
内出血を1日でも早く治すには?冷やす・温めるの真相と青あざ改善薬に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
「病院で処方されるヒルドイドと同じ成分の市販薬を使えば、内出血は消えるのか?」という疑問は、SNSやQ&Aサイトでも頻繁に交わされるトピックです。結論から述べると、ヘパリン類似物質を主成分とする外用薬は、急性期(受傷後72時間以降)を過ぎた内出血の吸収を早める上で極めて有効な選択肢です。
ヘパリン類似物質には「血行促進作用」「抗炎症作用」「保水作用」の3大薬理作用があります。皮下に沈着した血液凝固塊の周囲で微小循環を改善し、老廃物や色素のリンパ管への回収を加速させるため、何もしない自然放置と比べてあざの消失期間を有意に短縮させることが臨床的にも知られています。
小林製薬が展開する「アットノン」シリーズ(アットノンEXジェル/クリームなど)は、まさにこのヘパリン類似物質を0.3%配合した第2類医薬品であり、添付文書の効能・効果にも「打撲・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛」が明記されています。また、近年ドラッグストアで一般向けに販売されている各社のヘパリン類似物質配合ローションやクリームも同様の機序で働きます。
ただし、使用にあたっては以下の決定的な禁忌事項を厳守しなければなりません。
- 出血が止まっていない受傷直後(48時間以内)には絶対に塗らない:抗凝固・血行促進作用があるため、止血が完了していない状態で塗布すると皮下出血が再燃・拡大します。
- 傷口や粘膜には塗布しない:擦り傷などを伴う外傷性の打撲の場合、開放創への塗布は刺激が強く、潰瘍化の原因となります。
- 目周りの内出血(アイホール周辺)への使用は極めて慎重に:目に入ると角膜刺激を引き起こすため、眼窩内への塗布は避け、皮膚科や眼科医の指導を仰ぐ必要があります。