DohcとSohcの違いとは?走りと燃費の決定的な差をプロが徹底解説!
DohcとSohcの違いとは?走りと燃費の決定的な差をプロが徹底解説!についての真相を徹底解説します。
Q1:一般的に燃費が良いのはDOHCとSOHCのどちらですか?
A1:一概にどちらか一方とは言えません。定速巡航や街乗りの実用低回転域では、カムシャフトが1本でフリクション(摩擦抵抗)の少ないSOHCが有利に働くケースがあります。しかし、最新の乗用車では吸排気双方のバルブ開閉時期を独立して可変制御できるDOHCの方が、エンジンの熱効率を極限まで最適化できるため、トータルでの燃費性能に優れる傾向があります。
Q2:なぜ最近の新型四輪車はほとんどDOHCばかりなのですか?
A2:世界中で年々厳しさを増す排出ガス規制と燃費基準に対応するためです。燃焼室内の未燃焼ガスを減らし、アトキンソンサイクルをはじめとする高度な燃焼制御を行うには、吸気と排気のカムを別々に位相制御できるDOHCの構造が不可欠となったため、主要メーカーが設計を統一したという背景があります。
Q3:中古車やバイクを選ぶ際、SOHCだとパワー不足を感じて後悔しませんか?
A3:日常走行や法定速度内でのツーリング、高速道路の巡航においてパワー不足を感じることはまずありません。むしろ低回転域から豊かなトルクを発生するため、発進や追い越し加速ではDOHC車以上に扱いやすく軽快に感じる場面も多々あります。サーキットでのラップタイム短縮や、高回転域まで引っ張り続けるスポーツ走行を求めない限り、SOHCを選んで後悔するリスクは極めて低いと言えます。