御柱祭で死者が出る真相とは?歴代の事故原因と危険でも続ける理由

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諏訪大社の御柱祭は、平安時代以前から1200年以上続くとされる神事ですが、近現代の記録だけでも複数の死亡事故や多数の負傷者が記録されています。特に昭和後期から平成にかけては、全国ニュースとして報じられる痛ましい事故が相次ぎました。

記録に残る主な重大死亡事故の経緯は以下の通りです。

・1980年(昭和55年):下社・木落し事故
下社の木落し坂において、滑り落ちてきた御柱の軌道が逸れ、氏子や観客が巻き込まれる事故が発生。2名が死亡し、多数の重軽傷者を出しました。

・1986年(昭和61年):上社・川越し事故
冷たい宮川を渡る「川越し」の最中、急流と混雑によって氏子が水中に巻き込まれ、1名が水死(低体温症・溺死)する事態となりました。

・1992年(平成4年):下社・春宮建御柱でのワイヤー破断事故
春宮境内で行われた「建御柱(たておんばしら)」において、御柱を引き上げるワイヤーが突然破断。柱に乗っていた氏子らが地上へ投げ出され、2名が転落死しました。

・2010年(平成22年):下社・春宮建御柱での転落事故
再び下社春宮の建御柱において、柱を引き上げる途中に支持金具(ワイヤー固定部)が外れ、垂直近くまで立ち上がっていた柱が揺動。乗っていた氏子3名が約10メートルの高さから転落し、2名が死亡、1名が重傷を負う惨事となりました。

・2016年(平成28年):上社・本宮建御柱の準備作業事故
上社本宮の一の柱を立てる神事の直前、足場やワイヤーの確認作業を行っていた氏子の男性が約10メートルの高さから転落し、1名が死亡しました。

このように、過去約40年間を振り返るだけでも8名以上の死者が確認されており、骨折や打撲などの重軽傷者は毎回のように数十人規模で発生しています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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