日光山輪王寺の見どころ完全解説!大修理後の三仏堂と大猷院を巡る極意

日光山輪王寺の見どころ完全解説!大修理後の三仏堂と大猷院を巡る極意に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

日光山輪王寺のもう一つの核心部が、徳川三代将軍・徳川家光の廟所(びょうしょ)である「大猷院(たいゆういん)」です。祖父である初代将軍・徳川家康を祀る日光東照宮が「白と金」を基調とした絢爛豪華な造りであるのに対し、大猷院は「祖父の霊廟を凌いではならない」という家光公の遺言に従い、「黒と金」を基調とした重厚かつ洗練された意匠で統一されています。

仁王門から二天門、夜叉門(四夜叉像が安置される名門)をくぐり抜けて奥へと進む構造は、参拝者が歩みを進めるごとに俗界から霊界へと昇華していく心理的演出が計算され尽くしています。国宝に指定されている「本殿・相の間・拝殿」は、漆塗りと金箔、精緻な彫刻が施された権現造の傑作であり、静寂の中に漂う気品は東照宮とは一線を画す感動を与えてくれます。

さらに、大猷院の近くに位置する「宝物殿」には、輪王寺宮ゆかりの国宝・重要文化財をはじめとする絵画、工芸品、古文書など数万点に及ぶ貴重な寺宝が収蔵・展示されています。宝物殿に隣接する日本庭園「逍遥園(しょうようえん)」は、江戸初期の作庭と伝わる池泉回遊式庭園で、毎年10月下旬から11月中旬の紅葉シーズンに開催される「逍遥園ライトアップ」では、水面に映り込む紅葉の幻想的な美しさが全国的な話題を集めています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest