日本女性の下着の歴史!ノーパンの真相からワコール革命まで徹底解剖
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日本が和装から洋装へと舵を切る一方、欧米では女性の身体を物理的な束縛から解放する戦いが繰り広げられていました。19世紀から20世紀初頭にかけての西洋女性は、鯨の骨や鋼鉄のボーンが入ったコルセットでウエストを極限まで締め上げ、胸とヒップを強調する「砂時計型シルエット」を強要されていました。内臓下垂や肋骨の変形、呼吸困難による失神が日常茶飯事となるほど、過酷な身体への負担が常態化していたのです。
この状況に終止符を打ったのが、1910年代から巻き起こったコルセット解放運動でした。フランスのデザイナーであるポール・ポワレによるコルセットを用いないドレスの発表や、1914年にアメリカのメアリー・フェルプス・ジェイコブがハンカチとリボンで考案した特許が、近代ブラジャーの原型となります。
さらに第一次世界大戦による金属不足が軍需産業への鉄の供出を促し、コルセットの生産が激減。社会進出を果たした女性たちが活動的な衣服を求めたことと連動し、身体を上下に分離して支える「ブラジャーとショーツ」という機能的なスタイルが世界標準へと定着していきました。