洋菓子と和菓子の違いとは?脂質・太りやすさの真相と選び方マナー

洋菓子と和菓子の違いとは?脂質・太りやすさの真相と選び方マナーとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

洋菓子と和菓子を隔てる最大の実務的要因は、使用する主原料の構成比率と、加熱アプローチの違いに集約されます。

洋菓子の味の骨格を担うのは、小麦粉、バターや生クリームなどの乳脂肪分、鶏卵、そして精製砂糖です。パティシエの技芸は、油脂と卵液、水分を均一に混ぜ合わせる乳化(エマルション)技術や、気泡を抱き込ませてオーブンの乾熱で膨張させるベーキング技術に基づいています。空気の含有量と油脂の融点が、リッチな風味とほどけるような口どけを創出します。

対照的に、和菓子の基本構造は、小豆・いんげん豆・大豆などの豆類、米粉(上新粉・白玉粉・道明寺粉など)、寒天、葛粉、そして砂糖です。特筆すべきは、動物性油脂を原則としてほとんど使用しない点にあります。和菓子職人の技術は、素材の風味を損なわずに豆のえぐみを抜く「渋切り」や、砂糖水を抱き込ませて結晶化をコントロールする「練り」、水蒸気の湿熱を利用した「蒸し」に代表されます。水分と糖分が結びつくことで生まれるみずみずしさ、弾力、舌触りの滑らかさが、和菓子ならではの深い余韻をもたらします。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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