シールテープの巻き方完全攻略!水漏れ防ぐ時計回りとプロの適正巻き数
シールテープの巻き方完全攻略!水漏れ防ぐ時計回りとプロの適正巻き数の特集記事をお届けします。最新トレンドが詰まっています。
配管作業の基本中の基本とされながら、初心者が最も取り返しのつかないミスを犯しやすいポイントが「巻く方向」です。結論から言えば、雄ネジの先端を真正面から見つめた状態で、必ず時計回り(右回り)に巻き付けなければなりません。
このルールには、配管用テーパーネジ(管用テーパーおねじ:R規格)の締結機構に基づく明確な力学的根拠があります。配管ネジは右に回すことで奥へと締め込まれていきます。シールテープを時計回りに巻いておくと、ネジをねじ込んでいく回転方向とテープの端部が向く方向が一致するため、受側の雌ネジ(Rc規格)との摩擦力によってシールテープが外側から強く締め付けられ、ネジ山の谷間へ深く圧入されます。
一方で、反時計回りに巻いてしまう「逆巻き」の失敗例では悲惨な結果を招きます。ネジを締め込む回転運動に対してテープの巻き終わりが逆らってしまうため、配管をねじ込んだ瞬間に摩擦でテープがめくれ上がり、団子状に押し戻されてしまいます。施工者は「しっかりテープを巻いた」と思い込んでいても、ネジの勘合部にはまったくテープが存在せず、剥き出しの金属同士の隙間から高圧の水が噴き出す事態に直結します。