ワンドリンク制とは?別料金の理由と相場・頼まないリスクを徹底解説
ワンドリンク制とは?別料金の理由と相場・頼まないリスクを徹底解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。
「チケット代を払ったのだから、ドリンク代を払わなくても入場できるはずだ」「お酒もジュースも飲みたくないから頼まない」と主張することは可能なのでしょうか。現場の実務および契約法上の観点から解説します。
注文拒否は「施設入場契約の不履行」となる
結論から言うと、ワンドリンク制の支払いを拒否した場合、スタッフから入場を断られ、チケットを持っていても会場内に入ることはできません。また、その際にかかったチケット代金や交通費の払い戻しにも原則として応じてもらえません。
イベントのチケット購入時、購入画面の注意事項欄や券面に「※入場時、別途ドリンク代(600円)が必要です」と明記されている場合、購入者はその条件に同意して契約を締結したとみなされます。ドリンク代の支払いは入場のための「停止条件」あるいは「契約上の義務」となるため、これを拒否することは来場者側の契約不履行に該当します。
カフェにおける「ワンドリンク制」トラブルとマナー
ライブハウスだけでなく、一般のカフェでも「フードのみを注文してドリンクを頼まない客」との間でトラブルが発生することがあります。例えば、ランチやケーキセットを頼んだからとドリンクを省こうとした際、店員から「当店は1ドリンク制となっております」と告げられるケースです。
飲食店の利用も同様に、入店時やメニュー表に「お1人様につき1ドリンクのご注文をお願いしております」と明記されている場合、それが利用規約(契約内容)となります。もし着席後に納得がいかない場合は、注文確定前であれば退店することは自由ですが、注文成立後に支払いを拒絶することはできません。
カフェ側がこのルールを設けるのは、「低単価のフードや水だけで数時間席を占有されることによる回転率の悪化」を防ぎ、店舗の採算ラインを維持するための正当な防衛策といえます。