呼吸困難とはどんな状態?突然の息苦しさに隠された危険な病気と対処法

呼吸困難とはどんな状態?突然の息苦しさに隠された危険な病気と対処法の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

突然の息苦しさに襲われた際、現場で即座に試すべき体位の調整法があります。それが起座位(上体を起こした姿勢)や前傾側臥位です。テーブルにクッションを置き、そこへもたれかかるように前傾姿勢をとると、横隔膜の動きが助けられ呼吸筋の負担が和らぎます。

過呼吸発作が疑われる場合は、慌てずに「ゆっくり吐くこと」に意識を向けさせます。かつて行われていたペーパーバッグ法(紙袋を口に当てる処置)は、低酸素血症を悪化させる危険があるため現在は推奨されていません。鼻から吸って口から細く長く吐く腹式呼吸を促します。

ただし、以下の基準に1つでも該当する場合は、応急処置に時間を費やすことなく迷わず119番(救急車要請)を行ってください。

  • 突然発症した激しい息苦しさに加え、胸の中央や背中に激痛がある
  • 顔色が明らかに蒼白、または唇が青紫色になっている
  • 意識が朦朧としており、呼びかけに対する返答がおかしい
  • ピンク色の泡状の痰が出ている(重症肺水腫の兆候)
  • 喘息発作で吸入薬を使用しても息苦しさが全く改善しない
高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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