鼻の奥の異物感はどう取る?原因別の安全な解消法と受診目安
鼻の奥の異物感はどう取る?原因別の安全な解消法と受診目安について徹底解説いたします。最新の情報をご確認ください。
Q1:子どもが鼻にビーズや小さなおもちゃを詰めてしまった時の安全な取り方はありますか?
A1:家庭でピンセット等を使って取ろうとすることは絶対におやめください。奥へ押し込んで気管に入ると窒息の危険があります。子どもが泣いて暴れるとさらに危険です。鼻を軽くかめる年齢であれば、反対側の小鼻を指で押さえて「フンッ」と強く息を出させてみてください。出ない場合は、速やかに耳鼻咽喉科や小児救急を受診し、専門器具で摘出してもらうのが鉄則です。
Q2:鼻をかんでも奥の痰のような塊が出てこない時は、強くすすって口から吐き出してもいいですか?
A2:強くすする行為はおすすめできません。鼻腔内が強い陰圧になり、上咽頭の粘膜をさらに充血・腫脹させるだけでなく、耳管へ細菌やウイルスを吸い上げて中耳炎を誘発するリスクがあります。鼻うがいで分泌物を洗い流すか、ぬるま湯でうがいをして喉に落ちてきたものだけを優しく吐き出してください。
Q3:鼻うがいをすると毎回耳が痛くなってしまいます。何が原因でしょうか?
A3:洗浄液を押し出す勢いが強すぎるか、洗浄中に唾液を飲み込んだり上を向いたりしている可能性が高いです。また、洗浄直後に強く鼻をかむことも中耳に圧力をかける主因です。液を注入する際は「あー」と声を出し続け、顔を下に向けて自然に液を排出し、洗浄後はティッシュで軽く押さえる程度に留めてください。
Q4:耳鼻科で「異常なし」と言われたのに、鼻の奥の異物感が消えません。ストレスのせいでしょうか?
A4:内視鏡で明らかな器質的病変が見当たらない場合、自律神経の乱れや強いストレスによる「咽喉頭異常感症(ヒステリー球)」や局所の知覚過敏が疑われます。過度な疲労や不安が続くと交感神経が緊張し、喉や鼻の奥の筋肉が収縮して異物感として感知されることがあります。漢方薬(半夏厚朴湯など)の処方や生活リズムの調整で軽快するケースが多いため、耳鼻咽喉科で異常がない旨を確認した上で、心療内科や漢方外来へ相談するのも有効な手段です。