40代の「抜けない疲労」その正体は?寝てもだるい根本原因と最新対策

40代の「抜けない疲労」その正体は?寝てもだるい根本原因と最新対策とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

ネット上には多種多様な疲労回復法が飛び交っていますが、取材を進めると、良かれと思って行っている習慣がむしろ疲労を底なしに悪化させている実態が明らかになりました。

最大の罠は、「カフェイン入り栄養ドリンクや高濃度エナジードリンクによる疲労の前借り」です。栄養ドリンクを飲んだ直後に感じる活力は、疲労が回復したのではなく、高用量のカフェインと大量の糖類によって中枢神経が一時的に麻痺し、交感神経を無理やり励起させているにすぎません。血糖値の急上昇の後に訪れる急降下(インスリンショック)と、アドレナリン分泌後の反動によって、数時間後には飲む前より深い倦怠感に襲われます。これを連日繰り返すと副腎に致命的なダメージを与え、自律神経の乱れをさらに深刻化させます。

次に危険なのが「休日の長時間の寝だめ」です。平日の睡眠負債を取り戻そうと、休日に昼前まで眠り続けると、体内の概日リズム(サーカディアンリズム)が2〜3時間後退します。これにより日曜の夜に入眠できなくなり、月曜日の朝に体内時計と社会的時間のズレが生じる「社会的時差ぼけ(ソーシャル・ジェットラグ)」が発生します。40代の睡眠リズムは20代の頃より柔軟性を失っているため、この時差ぼけを修復するのに週の半分を費やすことになり、「平日はずっとだるい」という負のループから抜け出せなくなります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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