小樽芸術村ステンドグラス美術館の見どころと所要時間・チケット情報
小樽芸術村ステンドグラス美術館の見どころと所要時間・チケット情報に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
展示空間として活用されている建物自体も、小樽市指定歴史的建造物である「旧高橋倉庫」です。1923年(大正12年)に大豆を保管する倉庫として建造された木骨石造の構造で、北海道特有の軟石を用いた重厚な外壁と、内部のダイナミックな木造トラス組の梁がそのまま残されています。
この小樽芸術村の誕生には、大手家具メーカー・ニトリホールディングスの文化事業としての歴史があります。ニトリの創業者である似鳥昭雄氏が、小樽の発展を支えた歴史的建造物の保存・再生と、世界的な美術品を広く一般に公開することを目的に創設しました。大正モダンの気風を残す小樽の倉庫建築と、19世紀ビクトリア朝イギリスの祈りの芸術が見事に融合した空間は、世界的に見ても極めて稀有な存在といえます。
館内には、カンタベリー大聖堂ゆかりの図案や、新約聖書の物語を描いた大作がずらりと並びます。作品の前に腰掛けて眺められるベンチも用意されており、木と石の温もり、そして光の色彩に浸る贅沢な時間を過ごせます。