今川焼きの呼び方はなぜ違う?全国100種超の分布と歴史の真相

今川焼きの呼び方はなぜ違う?全国100種超の分布と歴史の真相の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

主要4大呼称のほかにも、特定の県や地域で絶大な知名度を誇るローカル名称が存在します。

【太鼓饅頭(太鼓焼き)】
四国(愛媛・高知・徳島)や西日本の一部で広く使われています。形状が和太鼓に似ていることから名付けられました。

【二重焼き】
広島県を中心とする中国地方で根強い呼び名です。上下2枚の生地を重ね合わせて焼く製法に由来しています。

【蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)】
熊本県水俣市発祥で、九州全域に熱狂的なファンを持つ名物です。餡に国産純粋蜂蜜を練り込んでいるのが特徴で、九州出身者にとっては「回転焼きではなく蜂楽饅頭」という確固たるブランドとなっています。

【あじまん】
山形県発祥で、秋から冬にかけて東北・関東のスーパーやホームセンターの店頭に突如プレハブ店舗として現れる季節限定の風物詩です。山形や秋田では圧倒的な知名度を誇ります。

【おやき】
北海道や青森県など北日本の一部では、今川焼きのことを「おやき」と呼びます。長野県の郷土料理である蒸し焼きの「おやき」とは別物であり、他県民との会話で最も混乱を招きやすいケースの一つです。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest