『鬼滅の刃』の怪台詞「お労しや」とは?元ネタと意味・黒死牟の悲哀を徹底解剖
『鬼滅の刃』の怪台詞「お労しや」とは?元ネタと意味・黒死牟の悲哀を徹底解剖に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
この名場面が描かれているのは、単行本20巻の第174話「赤い月夜に見た悪夢」です。物語のクライマックスである無限城での死闘の最中、黒死牟の回想として継国兄弟の過去と経緯が明かされます。
戦国時代、武家の双子として生まれた2人ですが、弟の縁壱は生まれながらに「痣」を持ち、並外れた身体能力と「透き通る世界」を感知する異能を備えていました。兄の巌勝(のちの黒死牟)は、弟を可愛がりつつも、その圧倒的な才能に対して激しい嫉妬と劣等感を抱き続けます。
やがて巌勝は弟を超えるために鬼舞辻無惨の手を取り、人間を捨てて鬼の道を歩みました。それから60余年の時を経て再会した瞬間、老いた弟が発したのがこの「お労しや」でした。兄が捨て去った人間性、求めてやまなかった境地、そのすべてが無意味であったと突きつけるかのような哀しい一言として、物語に深く刻まれています。