生理中の婦人科受診は迷惑?出血時の内診や検査・受診タイミング解説
生理中の婦人科受診は迷惑?出血時の内診や検査・受診タイミング解説の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
SNSやQ&Aサイトでは「経血が出ているのに内診を受けるのは申し訳ない」「バスタオルを汚してしまわないか不安」といった声が根強く見られます。しかし、産婦人科クリニックの現場医師や看護師への取材および公開情報によると、「生理中だからといって受診を断ることは基本的にない」というのが医療界の共通認識です。
婦人科は女性特有の出血トラブルを専門に扱う診療科です。分べんや不正出血をはじめ、日常的に出血を伴う診察・処置を行っているため、医師やスタッフにとって経血がある状態での診察は想定内の事象に過ぎません。内診台には使い捨ての防水シートが敷かれており、器具の滅菌消毒や衛生管理も医療基準で徹底されています。
「恥ずかしいから」と痛みを我慢して受診を先延ばしにし、子宮内膜症や卵巣茎捻転などの病状を悪化させてしまうことこそが、患者自身の健康にとって最大の不利益となります。出血していること自体を負い目に感じる必要は全くありません。