花粉症は眼科と耳鼻科どっち?2026最新の受診判断と同時処方の極意
花粉症は眼科と耳鼻科どっち?2026最新の受診判断と同時処方の極意とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
Q1:目のかゆみと鼻水が全く同じレベルで辛い場合、本当にどっちが先でも大丈夫ですか?
A1:症状の強さが全く同じであれば、「耳鼻咽喉科」を先行受診することをおすすめします。鼻の粘膜炎症を抑え、第2世代抗ヒスタミン内服薬を全身に行き渡らせることで、鼻水だけでなく目のかゆみも同時に一定割合軽減されるためです。受診時に「目薬も同時に処方してください」と伝えれば、標準的なアレルギー点眼薬を一緒に処方してもらえます。
Q2:耳鼻科で出してもらう目薬と、眼科の目薬に効果の差はありますか?
A2:一般的な「抗ヒスタミン点眼薬(オロパタジンやエピナスチン塩酸塩など)」であれば、どちらの科で処方されても同じ薬剤であるため成分や効果に差はありません。ただし、かゆみが極めて重症な場合に使用される「低濃度ステロイド点眼薬」などは、眼圧上昇(緑内障リスク)を定期測定できる眼科専門医でなければ処方が難しいため、重度のかゆみには眼科専用の処方が不可欠となります。
Q3:花粉症シーズン真っ只中に、舌下免疫療法をすぐ始めることはできますか?
A3:飛散シーズン真っ最中にスギ花粉の舌下免疫療法を新規に開始することはできません。花粉が飛散している時期にエキスを投与すると、アレルギー症状を過剰に悪化させる危険があるためです。日本アレルギー学会の指針でも、スギ花粉の舌下免疫療法開始は「飛散が完全に収束した6月〜11月頃」と定められています。今シーズンはまず対症療法薬で抑え、初夏以降に耳鼻科へ相談しましょう。
Q4:初診でアレルギー検査(血液検査)は必ず受けなければいけませんか?
A4:必ずしも全員が受ける必要はありません。すでに過去にスギ花粉症と確定診断されている場合や、症状の現れ方が典型的であれば、問診と視診のみで投薬治療を開始できます。検査費用(約3,000円〜5,000円前後)を抑えたい場合や時間がない場合は、問診票の段階で「今回は検査を行わず、対症療法の処方を希望する」と医師に伝えて差し支えありません。