飴は何歳から解禁すべき?3歳の窒息リスクと小児科医が明かす安全基準
飴は何歳から解禁すべき?3歳の窒息リスクと小児科医が明かす安全基準について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
どれほど注意を払っていても、万が一飴を丸飲みして喉に詰まらせた場合、数分以内の迅速な救命処置が生死を分けます。声が出せない、苦しそうに喉をつかむ仕草(チョークサイン)をする、顔が青紫色(チアノーゼ)に変色した場合は、一刻を争う気道閉塞のサインです。
絶対にやってはいけないNG行動は、慌てて指を子どもの口の奥に突っ込むことです。見えていない飴を指で探ると、かえって飴を喉の奥深くに押し込み、完全閉塞させてしまう致命的な結果を招きます。また、水を飲ませて流し込もうとする行為も、誤嚥を悪化させて肺胞に水が流れ込むため厳禁です。
1歳以上の幼児に対する応急処置手順
- 直ちに周囲に叫んで「119番通報」と「AEDの確保」を指示する。
- 背部叩打法(はいぶこうだほう):子どもの背後から片手を胸に当てて少し前傾姿勢にさせ、もう一方の手のひらの付け根(手掌基部)で、左右の肩甲骨の間を力強く何度も連続して叩く。
- 腹部突き上げ法(ハイムリック法):背部叩打で出ない場合、子どもの背後から両腕を回し、みぞおちのやや下(へその上)に握り拳を当てる。もう片方の手で握り拳を包み、素早く斜め上(頭側)に向かってグッと強く引き上げる。
※内臓を痛めるリスクがあるため、1歳未満の乳児には絶対に行わないこと。処置後は飴が出ても必ず医師の診察を受ける。 - 意識を失った場合:直ちに平らな床に寝かせ、胸骨圧迫(心肺蘇生法)を開始する。