「そんな装備で大丈夫か」元ネタと現在地!エルシャダイが残した伝説
「そんな装備で大丈夫か」元ネタと現在地!エルシャダイが残した伝説の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
「そんな装備で大丈夫か」というセリフは、2011年4月28日に発売された3Dアクションゲーム『El Shaddai - エルシャダイ -』(開発:イグニッション・エンターテイメント)の公式トレーラー映像が発祥です。2010年6月、米国で開催された世界最大級のゲーム見本市「E3 2010」に向けて公開されたこのPVは、わずか数分の間に強烈なインパクトを残す名台詞の応酬が詰め込まれていました。
映像では、現代的な黒のタートルネックにジーンズを身にまとい、携帯電話のような端末を操作する大天使ルシフェル(CV:竹内良太)が語り部として登場します。ルシフェルは、地上の混乱を収めるために送り込まれる人間の主人公イーノック(CV:三木眞一郎)を見下ろしながら、次のように問いかけます。
「そんな装備で大丈夫か?」
これに対し、軽装の鎧とジーンズ風の防具しか身につけていないイーノックは、静かに目を閉じてこう答えます。
「大丈夫だ、問題ない。」
自信満々に地上へ降り立ったイーノックでしたが、直後に待ち受けていた無数の敵(堕天使の尖兵)に手も足も出ず滅多打ちにされ、鎧を砕かれて敗北します。画面が暗転し、ルシフェルが「神は言っている、ここで死ぬ定めの男ではないと……」と呟くと、時間が巻き戻り、再び出撃前のシーンへ。
ルシフェルから再び「そんな装備で大丈夫か?」と同じ問いを投げかけられたイーノックは、先ほどとは打って変わり、力強い視線でこう返します。
「一番いいのを頼む。」
今度は全身を黄金に輝く重厚な甲冑で固めたイーノックが降臨し、敵を圧倒的な力でなぎ倒していく――という鮮烈な展開が描かれました。この完璧な「前フリ」「オチ」「リトライによる解決」というコントのような様式美が、当時のインターネットユーザーを瞬く間に熱狂させました。