いくらは何の卵?鮭や筋子との違いやロシア語の語源まで徹底解説
いくらは何の卵?鮭や筋子との違いやロシア語の語源まで徹底解説の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。
結論から言うと、いくらは基本的にサケ科の魚(主にシロザケ)の卵です。産卵のために故郷の川へ戻ってきたメスのサケのお腹から取り出された成熟卵が、私たちが普段口にしているいくらの正体です。
よく混同される「筋子(すじこ)」との最大の違いは、卵巣膜(筋)で繋がっているか、1粒ずつバラバラにほぐされているかという点にあります。サケのお腹から取り出した卵巣が膜に包まれたまま塩漬けや醤油漬けにされたものが筋子であり、専用の網などを使って膜を取り除き、1粒ごとに分離して味付けしたものがいくらです。
また、いくらが鮮やかな赤オレンジ色をしている理由は、サケがオキアミやエビなどの甲殻類を捕食することで摂取する「アスタキサンチン」という天然色素が卵に蓄積されるためです。卵の鮮やかな赤色は、紫外線や酸化ストレスから稚魚のDNAを守るための生命維持システムでもあります。