時計が1時間60分の謎!古代メソポタミア文明に学ぶ60進法の真実
時計が1時間60分の謎!古代メソポタミア文明に学ぶ60進法の真実を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
オフィスの現場において、最も初歩的でありながら深刻な業務遅延を引き起こすのがエクセルでの時間計算と60進法の摩擦です。労務管理やプロジェクトの工数集計を担当する実務者のSNSやQ&Aサイトには、「勤務時間を足し算したら合計が合わない」「時給計算で数値が桁違いに狂った」という悲鳴が絶えません。
このトラブルの本質は、コンピュータの内部処理ルールにあります。Excel内部では日付や時刻を「1日(24時間)= 1.0」とする「シリアル値」で管理しています。つまり、Excelにとって「1時間」は数値の「1」ではなく、「1 ÷ 24 = 0.041666...」という小数として記録されているのです。
現場で多発する2大失敗パターンとその処方箋は次の通りです。
1. 「1時間50分」を「1.5時間」と入力してしまう誤認
現場でのタイムシート手入力で多発するのが、10進法感覚の混入です。「1時間30分」を無意識に「1.3時間」と入力したり、「1時間50分」を「1.5時間」と記入してしまうミスです。前述の通り「1.5時間」は「1時間30分」を意味するため、この入力ミスだけで20分もの工数乖離が生じます。これに対する60進法の繰り上がり詳細まとめルールを組織内で徹底し、時刻入力は必ず「コロン(:)」を用いて「1:50」と入力する運用が不可欠です。
2. 合計時間が「24時間」を超えるとゼロに戻る現象
Excelで時間を単純にSUM関数で合計した際、「30時間」になるはずの表示が「6時間」になってしまうトラブルです。これは表示形式が「時刻(hh:mm)」になっているため、24時間を超えた時点で自動的に1日(翌日)として繰り上がり、余った時間だけが表示される仕様によるものです。合計時間を正しく24時間以上で累積させるには、セルの表示形式でユーザー定義を選び、「[h]:mm」と時間部分を角括弧で囲む指定が必須となります。