男性の女性ホルモン投与で何が変わる?顔つきや胸の変化とリアルな経過
男性の女性ホルモン投与で何が変わる?顔つきや胸の変化とリアルな経過の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。
MTFのホルモン療法における身体の変化は、投与開始から一定のロードマップに沿って段階的に現れます。WPATH(世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会)の国際基準や内分泌学会の臨床データによると、身体組織の受容体がホルモンに反応するスピードは部位ごとに異なります。
投与初期(開始〜3ヶ月)にまず実感されるのが、皮脂分泌の急激な減少と性欲の減退です。続いて3〜6ヶ月頃から乳首の奥にしこりのような痛み(乳腺の発芽)が生じ、徐々に乳房の膨らみが形成され始めます。
投与から1年〜3年が経過すると、体脂肪の再配置が進み、頬やヒップまわりが丸みを帯びる一方で、上半身の筋肉量が落ちていきます。生体反応としてのフェミニナイズは投与後2〜5年程度でピーク(プラトー状態)に達し、それ以降は劇的な変化よりも維持フェーズへと移行します。