桃「なつっこ」の糖度と特徴を解剖!川中島白桃との違いや旬・追熟の極意
桃「なつっこ」の糖度と特徴を解剖!川中島白桃との違いや旬・追熟の極意の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
桃「なつっこ」は、山梨県果樹試験場において「川中島白桃」と「あかね」という2つの優秀な品種を交配・育成し、2000年に品種登録されたサラブレッド品種です。桃の王様と呼ばれる川中島白桃の堂々たる風格と、あかねの持つ鮮やかな着色の良さ・早熟性を見事に受け継いでいます。
外見の大きな特徴は、1玉あたり300g〜350gを超える大玉サイズになりやすい点と、全体が濃い紅色に美しく染まる鮮やかな色づきです。果肉は乳白色の中にほんのりと紅が差す美しいグラデーションを描きます。
味の決定打となる糖度は、平均して13度〜15度前後を記録し、天候に恵まれた特選品では16度を超える個体も珍しくありません。特筆すべきは「酸味の少なさ」です。柑橘類のような爽やかな酸味を含む品種とは対照的に、酸味が極めて穏やかであるため、ダイレクトに濃厚な甘みが舌の上に広がります。
食感に関しては、収穫直後は緻密で締まった歯ごたえのある硬さを保ち、果汁がポタポタとこぼれにくい適度な弾力を楽しめます。硬めの桃を好む地域の方からも絶賛される一方、数日置くことで滑らかな口当たりへと変化する柔軟性も兼ね備えています。