青春アミーゴから粉雪まで!2005年ヒット曲ランキングと名曲の真相
青春アミーゴから粉雪まで!2005年ヒット曲ランキングと名曲の真相の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
2005年は、映像メディアと音楽産業の結びつきが最も強固だった時代です。SNSや個人向け動画プラットフォームが未成熟だった当時、国民が一つのコンテンツに集中する「マスカルチャーの熱量」がチャートを激しく動かしていました。
D-51「NO MORE CRY」と社会現象『ごくせん』の相乗効果
沖縄出身のボーカルデュオ、D-51 NO MORE CRY ごくせんは、日本テレビ系ドラマ『ごくせん』第2シリーズの主題歌として日本中を席巻しました。亀梨和也や赤西仁らが生徒役として出演した同作は、平均視聴率28%超、最終回には32.5%を記録するお化け番組でした。仲間を信じて困難を乗り越える疾走感あふれるアップテンポなサウンドは、思春期の視聴者のバイブルとなり、累計40万枚を超える大ヒットを記録しました。
GLAMOROUS SKYと映画『NANA』が巻き起こしたガールズロックブーム
GLAMOROUS SKY NANA 評判は、カルチャーシーン全体を揺るがす大きな波となりました。矢沢あいの大ヒット少女漫画を実写化した映画『NANA』で主演を務めた中島美嘉が、「NANA starring MIKA NAKASHIMA」名義でリリース。作曲をL'Arc〜en〜CielのHYDEが手掛け、作詞を原作者の矢沢あい本人が担当するというドリームプロジェクトでした。
中島美嘉の退廃的でありながら凛としたボーカルと、 Vivienne Westwood を身にまとったビジュアルは、当時の若い女性たちに熱狂的に支持されました。ロック調のナンバーでありながらオリコンシングルチャートで2週連続1位を獲得し、カラオケランキングでも長期間にわたって首位を独占しました。
ORANGE RANGEが築いた圧倒的黄金期
ORANGE RANGE ヒット曲 経歴において、2005年はキャリアの絶対的絶頂期でした。テレビ東京系アニメ『BLEACH』オープニングテーマとなった『〜アスタリスク〜』は初動売上だけで32万枚を突破。さらに映画『電車男』の主題歌『ラヴ・パレード』、資生堂アネッサのCMソング『お願い!セニョリータ』、ドラマ主題歌『キズナ』と、リリースするシングルがすべてチャートの上位を席巻しました。前年末にリリースされたアルバム『musiQ』は2005年の年間アルバムチャートで1位(累計260万枚超)を記録し、当時の若者文化のサウンドトラックを一手に担っていたのです。