【中学数学】円の面積の求め方を徹底解説!Πの理由とおうぎ形裏ワザ
【中学数学】円の面積の求め方を徹底解説!Πの理由とおうぎ形裏ワザの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
実際の定期テストや高校入試で差がつく典型的な応用問題を2問取り上げ、つまずきを回避する思考プロセスを解説します。
【問題1:葉っぱ型(レンズ型)の面積】
一辺が 6cm の正方形の内部に、2つの対角の頂点を中心とする円弧を描いてできる「葉っぱ型(ラグビーボール型)」の面積を求めなさい。
【解法のコツ】:
この問題は、図形を分解して「おうぎ形 - 直角二等辺三角形 = 葉っぱの半分」を求めるのが定石です。
1. 半径 6cm、中心角 $90^\circ$ のおうぎ形の面積:$\pi \times 6^2 \times \frac{90}{360} = 9\pi\text{ cm}^2$
2. 直角二等辺三角形の面積:$6 \times 6 \div 2 = 18\text{ cm}^2$
3. 葉っぱの半分の面積:$9\pi - 18$
4. 葉っぱ全体の面積(2倍):$2 \times (9\pi - 18) = \mathbf{18\pi - 36\text{ (cm}^2\text{)}}$
※「$18\pi - 36$」のように、$\pi$ を含む項と普通の整数はこれ以上まとめられない点に注意してください。
【問題2:円錐の側面展開図の面積】
母線の長さが 10cm、底面の半径が 3cm である円錐の側面積を求めなさい。
【解法のコツ】:
円錐の側面を展開すると「おうぎ形」になります。このとき、「展開図のおうぎ形の半径 = 母線の長さ(10cm)」「おうぎ形の弧の長さ = 底面の円周($2\pi \times 3 = 6\pi\text{ cm}$)」となります。
ここで前述の裏ワザ公式を使うと、側面積 $S = \frac{1}{2} \times 6\pi \times 10 = \mathbf{30\pi\text{ (cm}^2\text{)}}$ と即座に求まります。