三つ編みイラストが劇的に変わる!不自然さを解消する描き方と構造の法則
三つ編みイラストが劇的に変わる!不自然さを解消する描き方と構造の法則にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
髪の毛を描き慣れていない段階で、いきなり細部の編み目を清書しようとするのは挫折の最短ルートです。まずは初心者向け髪の毛描き方の原則である「大・中・小の毛束で捉える」思考を三つ編みにも適用しなければなりません。デッサンを安定させるためには、骨組みとなる補助線を引く三つ編みアタリの取り方をマスターすることが不可欠です。
商業アニメーションやイラストの現場で広く実践されている代表的なアタリの取り方には、主に以下の2つのアプローチが存在します。
1つ目は「ジグザグ補助線方式」です。まず三つ編みの中心を通る1本のカーブ(芯)を引き、その芯を挟むように等間隔のジグザグ線を描き込みます。ジグザグの頂点から対向する斜線に向けて丸みを帯びた「クサビ型」のブロックを配置していくことで、交互に組み合わさる毛束の起点と終点が狂わなくなります。
2つ目は「俵(カプセル)積み上げ方式」です。三つ編み全体を緩やかな円柱に見立て、その中に斜めに傾けた楕円カプセルを互い違いに積んでいきます。この方法は特に太めの三つ編みやデフォルメ調のキャラクターを描く際に有効で、全体のシルエットやパースの歪みを早い段階で修正できる利点があります。
どちらの手法を選択する場合でも、まずは毛束の集合体としてのアウトラインを捉え、その後に個々の髪の流れ(ハイライトや影)を書き足すという順序を崩さないことが、破綻しない三つ編みの描き方の基本作法です。