絶対取れない4つ穴ボタンの付け方!プロ直伝の糸足と縫い順全技術
今注目を集めている 絶対取れない4つ穴ボタンの付け方!プロ直伝の糸足と縫い順全技術について、多角的な視点をご紹介しています。
4つ穴ボタンの留め方には、主にクロス留め(十字留め)、平行留め(二の字留め)、そしてイタリア仕立てに代表される鳥足留め(烏足留め・カラスのアシ)の3種類が存在します。単なるデザインの違いと捉えられがちですが、それぞれに強度や機能面の特性が存在します。
4つ穴ボタンの縫い順:3大パターンの手順解説
4つの穴をそれぞれ「左上・右上・左下・右下」と定義したときの、基本となる針の運び方は以下の通りです。
1. 平行留め(二の字)の縫い順:
裏側から「左下」に出し、「左上」へ落とします。これを3回繰り返した後、裏側で渡り糸を作って「右下」から出し、「右上」へ落とす動作を同様に3回行います。裏側に無駄な斜め糸が走らないよう、生地の裏側でも縦の平行線を意識するのが美しく仕上げるコツです。
2. クロス留め(十字)の縫い順:
「左下」から出して「右上」へ斜めに通す動作を3回繰り返します。続いて「右下」から出して「左上」へと交差させ、同じく3回通します。糸の重なり順(どちらの斜線が上に来るか)をすべてのボタンで統一すると、既製品を凌駕する美しい仕上がりになります。
3. 鳥足留めのやり方:
基点となる「下中央(または左下)」を起点とします。まず基点から「上」の穴へ通し、再び基点から「左上」、基点から「右上」へと、鳥の足跡のような放射状に針を往復させます。1つの穴に3倍の糸が集中するため、穴の小さいボタンを使用する場合は、細めの針と撚りの強い糸を選ぶ配慮が求められます。