首のブツブツ原因と治し方!痒い湿疹から痒くないイボまで徹底解明

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赤みも痛みも痒みもなく、ただ皮膚表面に小さな粒状の突起や褐色の盛り上がりが点在している場合、感染症や湿疹ではなく「良性の皮膚腫瘍(イボ)」の可能性が極めて高い。首のブツブツ痒くない原因のほとんどは、加齢現象と物理的摩擦の蓄積によるものである。

代表格とされるのが、皮膚の良性腫瘍である「アクロコルドン」および「軟性線維腫」だ。皮膚の真皮を構成する線維芽細胞やコラーゲン線維、毛細血管が増殖したもので、米粒大(1〜3mm程度)の柔らかい突起として首筋や鎖骨周辺に多発する。30代後半から出現率が上昇し、50代以上では半数以上の人が首元に保有しているとされる。襟元やネックレスの摩擦、加齢に伴う皮膚の弾力低下が主因であり、他人に感染する心配は一切ない。

さらに、少し扁平で表面がカサカサした褐色〜黒褐色のブツブツは「脂漏性角化症(老人性色素斑から移行する老人性イボ)」が疑われる。紫外線(UVB)の長期被曝と老化によって表皮細胞が異常増殖した病変であり、良性ではあるものの放置すると厚みを増して黒ずみが濃くなる性質がある。

ただし、ごく稀にヒトパピローマウイルス(HPV)への感染によって生じる「尋常性疣贅」や「扁平疣贅」といったウイルス性イボが混在している事例もある。ウイルス性の場合は表面が角化して硬くザラつき、掻破行動によって周辺の健康な皮膚へと感染が拡大していくため、正確な鑑別診断が治療の第一歩となる。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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