なぜ前ももばかり太くなる?筋トレの盲点と反り腰改善の新常識

なぜ前ももばかり太くなる?筋トレの盲点と反り腰改善の新常識とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

脚痩せの王道とされるスクワットを行っているにもかかわらず、太ももが細くならずに前面ばかりが肥大化してしまうケースには、生体力学(バイオメカニクス)的な落とし穴が潜んでいます。太ももの前面を構成する大腿四頭筋は、大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋肉から成り立っており、人体の中で最も強大な筋力を発揮する筋群です。

本来、正しいフォームでのスクワットはお尻の大臀筋や太もも裏のハムストリングスを主動筋として活用します。しかし、股関節の引き込みが浅く、膝を過度に前に突き出す動作を行うと、負荷の70%以上が大腿前面に偏って集中してしまいます。これがまさに、スクワット前ももに効く理由であり、鍛えれば鍛えるほど前ももの筋肉が発達して張り出してしまう典型的なエラーパターンです。

さらに、大腿四頭筋の中でも骨盤から膝蓋骨までを繋ぐ「大腿直筋」は、股関節の屈曲と膝関節の伸展という2つの関節をまたぐ二関節筋です。立ち上がり動作や歩行時に股関節がロックされていると、この大腿直筋がブレーキ役として過剰に働き続け、結果として筋繊維が肥大・硬化して横や前へ張り出すシルエットを作り出します。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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