ボタン電池の正しい入れ方|向きの見分け方と発火を防ぐ交換の鉄則
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交換作業時に無意識にやってしまいがちな行動の中に、一歩間違えれば電池を一瞬でダメにする、あるいは火傷を負うNG行動が存在します。
第一のタブーは、金属製ピンセットで電池をつまむことです。精密機器の修理現場などでピンセットを使うシーンを見かけますが、導電性のある金属製ピンセットでボタン電池の上下(プラス面とマイナス面)を挟み込むと、ピンセット自体が導線となって電極同士を直結させ、完全な短絡(外部ショート)状態を作り出してしまいます。数秒間挟んだだけでも大電流が流れ、ピンセット越しに指を火傷するほどの高熱を発します。電池を扱う際は、必ず「プラスチック製ピンセット」を使用するか、指の腹で外周の側面を持つようにしてください。
第二のタブーは、素手で電極の平面部分をベタベタと触ることです。手の皮脂や汗が電極表面に付着すると、接触抵抗が増大して通電不良の原因になります。「新品に交換したのにリモコンが反応しない」というトラブルの約3割は、表面についた皮脂による接触不良が原因です。電池をセットする前には、乾いた清潔な布やティッシュペーパーで表面を軽く拭き取る習慣をつけるのが賢明です。