「バレーは何点マッチが最適なのか?」タイトな放送枠と選手寿命をめぐる国際連盟の葛藤
「バレーは何点マッチが最適なのか?」タイトな放送枠と選手寿命をめぐる国際連盟の葛藤の真相について、専門知識を詳しくお届けします。
かつてのバレーボールは、サーブ権を持っている側しか得点できない「サイドアウト制」だった。1セット15点先取だったが、実力が拮抗すると1点が入るまでに何分もラリーが続き、試合時間が3時間を超えることも珍しくなかった。これではテレビ中継の枠に収まらない。それが最大のネックだった。
そこで1999年、現在の「ラリーポイント制」が導入された。サーブ権に関係なく、ラリーに勝ったチームに得点が入るシステムだ。これにより試合時間は大幅に短縮され、劇的に予測しやすくなった。25点という数字は、テレビ放送の1枠(約2時間)に試合が収まるように計算された妥協点だったのである。