里芋の葉が枯れる原因とは?黄色い変色・病気の見分け方と再生術

里芋の葉が枯れる原因とは?黄色い変色・病気の見分け方と再生術に関するポイントを丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。

「黄色くなった葉はすぐ切るべきか、それとも残すべきか」という疑問は、多くの栽培者を悩ませるポイントです。適切な里芋の葉を切るタイミングは、葉の残存機能によって明確に分かれます。

完全に茶色く縮れて乾燥した葉や、疫病などの病斑が広がっている葉は光合成を行えず害虫やカビの温床となるため、見つけ次第、葉柄の根元から清潔なハサミで切り落とすのが正解です。しかし、半分ほど黄色く変色していても緑色の部分が残っている葉は、まだ地下の芋へ養分を送り続けています。健全な上位葉が5〜6枚以上確保できている場合を除き、緑の部分が残る葉を過剰に切り落とすと光合成量が不足し、芋の肥大が著しく停滞します。

では、里芋の葉が枯れても収穫できるかという点について言えば、収穫期(10月下旬〜11月)に向かって下葉から徐々に自然枯死していく生理現象であれば全く問題なく収穫可能です。ただし、芋の肥大最盛期である8月〜9月に病害や水不足で地上部が全滅してしまうと、子芋が十分に太らず小粒のまま収穫を迎えることになります。地上部が枯れても親芋自体は土中で腐敗しない限り残るため、残された期間でしっかり水やりを継続し、株の再生を促すことが重要です。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest