どぶろっく下ネタはなぜ愛される?王者制覇の裏と女性人気の真相
どぶろっく下ネタはなぜ愛される?王者制覇の裏と女性人気の真相とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
どぶろっくの二人は、佐賀県三養基郡基山町出身の幼馴染です。小学校から高校まで同じ学校で過ごし、互いの性格や弱点を熟知した間柄だからこそ生まれる呼吸があります。しかし、彼らが最初から下ネタを武器にしていたわけではありません。そこには、長い下積み時代と試行錯誤の歴史がありました。
コンビ結成当初は、一般的なコントや漫才を試みるも鳴かず飛ばずの日々が続きました。転機となったどぶろっく芸風理由について、本人たちは過去のインタビューや自著で「男同士が集まったとき、一番盛り上がるのは結局バカな下ネタと音楽だった」と回顧しています。無理に知的でスタイリッシュなネタを作るのをやめ、自分たちが思春期の頃から部室で笑い合っていた原風景をそのまま舞台に持ち込んだことが、独自のスタイルの夜明けとなりました。
江口直人はかつて保育士資格を取得し、実際に勤務していた経歴を持ちます。子どもの無邪気さや純粋な本能を間近で見つめてきた江口の感性と、森慎太郎の生真面目で端正な佇まい。この二人の対比が、ネタ作りにおいて絶妙なフィルターとして機能しています。
「どぶろっくネタ作り」の現場では、主に江口が下ネタのフレーズや妄想のプロットを持ち込み、森がメロディラインやコード進行、ハーモニーを構築していきます。江口が突っ走りそうになる過激な下ネタを、森が「音楽的な美しさ」や「コードの響き」によって中和・調律する。この職人的な引き算と味付けの作業があるからこそ、毒素が抜け、誰にでも届くポップスへと結実するのです。