エビリファイは飲まない方がいい?悪評の真相と離脱症状リスクの全貌
エビリファイは飲まない方がいい?悪評の真相と離脱症状リスクの全貌とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
治療薬としてのエビリファイは、万能の特効薬でもなければ、精神を破壊する毒薬でもありません。個々の病態と体質に適合するか否かがすべてです。取材から導き出された、服用を前向きに検討すべき人と慎重な姿勢が求められる人の境界線を提示します。
エビリファイが大きな福音となり得る人の条件
- 抗うつ薬(SSRIなど)を一定期間服用しても、意欲低下や無気力感が残存している人
- 他の精神科治療薬を試したものの、急激な体重増加や糖尿病リスクで継続を断念した人
- 日中の強い眠気やふらつきを避け、仕事や家事などの社会生活を維持しながら治療したい人
- 統合失調症や双極性障害の感情変動において、陽性・陰性症状をバランスよくコントロールしたい人
エビリファイを飲んではいけない人・慎重な判断が必要な人
- エビリファイの禁忌対象者:昏睡状態にある患者、中枢神経抑制剤の影響下にある患者、アドレナリンを投与中の患者(アナフィラキシー救急時を除く)、および本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある人
- もともと衝動買いやギャンブル、アルコールなどの嗜癖・依存傾向を強く持っている人
- 軽微な身体感覚の揺らぎ(動悸やムズムズ感)に対して極度のパニックを起こしやすい体質の人
- 主治医とのコミュニケーションが断絶しており、副作用が出た際に相談窓口を持てない人
もし治療が順調に進み、寛解状態を維持できた段階で薬を終了する場合は、正しいエビリファイの減薬方法を遵守しなければなりません。数カ月から半年以上の時間をかけ、錠剤を細かく削る、隔日投与を取り入れるなど、主治医と綿密なスケジュールを組みながらミリ単位でゆっくり減らしていくことが、再発と離脱症状をゼロに近づける唯一無二の王道です。