激変した狸小路4丁目の現在とは?再開発と話題グルメの真相

激変した狸小路4丁目の現在とは?再開発と話題グルメの真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

ネット上の口コミで頻繁に見受けられるのが、「狸小路4丁目は観光客向けのお土産屋ばかりになってしまい、地元民には使いづらい」という論調です。しかし、この言説は現地の実情を半分しか捉えていません。

確かに狸小路4丁目 お土産を取り扱う大型免税店やドラッグストアの店頭は観光客で賑わっています。しかし、地下街直結のエレベーターや通路を観察すると、地元オフィスワーカーが日常の通勤動線として巧みに利用している実情が浮かび上がります。実際、モユクサッポロの地下連絡口はチカホ(札幌駅前通地下歩行空間)からすすきの方面への最短ルート上にあり、悪天候時における市民の生命線となっています。

さらに、食品スーパーやドラッグストアの品揃えを精査すると、定番の北海道銘菓だけでなく、道民が日常的に消費する生鮮食品や惣菜が通常価格で販売されています。「観光地化によって地元客が締め出された」のではなく、「観光機能と市民の生活基盤が垂直方向に高度に多層化された」と捉えるのが、都市開発の視点から見た正確なファクトです。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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