解体工事施工技士の難易度と合格率|実務経験の罠と年収相場を解説

解体工事施工技士の難易度と合格率|実務経験の罠と年収相場を解説の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

解体工事施工技士に挑む際、最初の難所となるのが解体工事施工技士の受験資格のクリアです。試験勉強を始める前に、自身の実務年数が協会の厳格な基準に合致しているかを冷徹に確認しなければなりません。

学歴や保有資格によって求められる実務経験年数は大きく異なります。国土交通省告示および試験要項に基づき、必要な期間は以下のように細かく区分されています。

区分・学歴指定学科(土木・建築等)指定学科以外編集部の見解・注意点大学・大学院卒実務経験2年以上実務経験3年以上学部学科の履修科目が「指定」に該当するか卒業証明書で早期照会が必要。短期大学・高専卒実務経験3年以上実務経験4年6ヶ月以上専攻科の履修歴によっては短縮が認められるケースがある。高等学校・中等教育学校卒実務経験4年6ヶ月以上実務経験6年6ヶ月以上普通科出身の場合は6年半の歳月が必要。現場叩き上げ層の最も多い分岐点。上記以外(中学校卒等)—実務経験8年以上年数要件が最も重い。過去の所属企業が倒産している場合の証明書発行に警戒を。

ここで多くの人が直面する落とし穴が「実務経験の証明」です。単に解体業の会社に在籍していただけでは不十分で、工事の名称、工事現場の所在地、発注者、具体的な従事内容(安全管理、施工計画、工程管理など)を所定の様式に詳細に記入し、事業主の社印や代表者印をもらう必要があります。

建設業界におけるコンプライアンス強化の波を受け、虚偽申告に対する調査は年々厳格化しています。過去に勤務した会社と折り合いが悪く証明印をもらえないケースや、会社側が解体工事業の登録・許可を持たない時期の工事実績を計上しようとして事務局から差し戻されるトラブルも多発しています。受験を視野に入れた段階で、過去の在籍企業との関係性や許可番号の有無を前倒しで確認しておく段取りが欠かせません。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest