チョメチョメの真実!山城新伍が遺した伝説の流行語と伏せ字の歴史
チョメチョメの真実!山城新伍が遺した伝説の流行語と伏せ字の歴史にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
この言葉が爆発的な推進力を得た舞台、それが株式会社フジテレビジョンで放送されていた伝説のクイズバラエティ番組『アイ・アイゲーム』である。1979年からスタートした同番組は、夜の浅い時間帯でありながら、どこか大人の色香が漂う異色のエンターテインメント空間だった。
番組の基本ルールはシンプルそのもの。伏せられたキーワードを解答者が当てるという古典的なクイズ形式だ。しかし、司会の山城が問題文を読み上げる際、「ここに入る言葉は……チョメチョメ!」と小粋にウインク混じりで発声した瞬間、無機質なクイズは一変して濃密な大人の心理戦へと変貌した。
スタジオのゲスト陣が照れ笑いを浮かべ、お茶の間では家族が気まずそうに、しかし思わず吹き出す。お茶の間の空気を一瞬で変えてしまう強烈な引力がそこにあった。言葉そのものには直接的な意味がないからこそ、PTAからの露骨な糾弾を巧みに交わしつつ、深夜ラジオのような共犯関係を全国ネットで築き上げることに成功したのである。