唐辛子の収穫時期はいつ?青と赤の見分け方と失敗しない乾燥保存術
唐辛子の収穫時期はいつ?青と赤の見分け方と失敗しない乾燥保存術について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
Q1:青唐辛子をたくさん収穫すると、赤唐辛子が収穫できなくなりますか?
A1:いいえ、むしろ逆です。初期にできた実を青唐辛子として適度に摘み取ることで、株の体力の消耗を抑え、後から咲く花の着果を促進させることができます。初夏から盛夏にかけて数割を青唐辛子として楽しみ、お盆過ぎから咲いた花の実を秋に向けてじっくり赤唐辛子に完熟させるのが、収量を最大化する理想的なサイクルです。
Q2:11月に霜が降りる予報が出ました。まだ緑色で硬い実はどうすべきですか?
A2:樹上に残すと霜で凍傷を負い全滅するため、直ちにすべて摘み取ってください。完全に緑色の実は追熟しても赤くなりませんが、青唐辛子として加熱調理や醤油漬け、冷凍保存で美味しく消費できます。少しでも黄色やオレンジがかり始めている実は、室内で追熟させれば赤く染まる可能性があります。
Q3:収穫した唐辛子を干していたら、表面に白い粉のようなものが付着しました。食べられますか?
A3:白い粉の正体が白カビである場合、食用は避けて廃棄してください。見分け方として、実を割ってみて内部にも白い胞子や黒ずみがある場合、または異臭がする場合は完全にカビです。乾燥途中の湿気戻りが主な原因です。なお、完熟果が乾燥する過程で果皮の糖分や成分が結晶化して薄く粉を吹くこともありますが、判断がつかない場合は安全を最優先にしてください。
Q4:スイートパプリカやピーマンの近くで唐辛子を栽培すると、辛さが移ってパプリカが辛くなりますか?
A4:同じ年に収穫するパプリカの実自体が辛くなることは通常ありません。受粉によって他品種の花粉が入っても、果肉部分の遺伝的性質は母体(樹)に依存するためです。ただし、その果実から採取した種を翌年まいて育てた場合、交雑した雑種となり、辛いパプリカができる可能性があります。家庭菜園で自家採種を行わない限り、隣接栽培を過度に恐れる必要はありません。