リコーダーの高いミを完全攻略!音割れを防ぐサミング技術と演奏の極意
リコーダーの高いミを完全攻略!音割れを防ぐサミング技術と演奏の極意に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
Q1:サミングの親指はどのくらい開ければいいですか?
A1:ソプラノリコーダーの場合、穴全体のわずか「10〜15%程度(約1ミリ幅の三日月型)」です。「半分開ける」と覚えている方が非常に多いですが、それでは開きすぎで音が裏返るかかすれてしまいます。親指の爪の端を少しだけ穴の中に倒し込むイメージが理想的です。
Q2:息を弱く吹いても「ピー」と高い甲高い音が鳴ってしまう原因は?
A2:他の指(特に左手薬指や右手各指)のトーンホールが完全に塞がっておらず、途中で空気が漏れている可能性が高いです。また、タンギングのアタックが強すぎて息の初速が過大になっている場合も発生します。まずはすべての指が吸盤のように穴を密閉しているか確認してください。
Q3:ソプラノとアルトで「高いミ」の指使いは違いますか?
A3:異なります。ソプラノリコーダー(ジャーマン式・バロック式共通)は「裏0(サミング)、表1・2・3・4・5」を押さえますが、アルトリコーダー(バロック式)の標準運指は「裏0(サミング)、表1・2・3・5」となり、表の4番(右手人差し指)を開放します。この違いを混同しないよう注意が必要です。
Q4:練習中に急に音が出なくなった時の対処法は?
A4:ウィンドウェイ(息の通り道)内部に水滴が詰まっている典型的な症状です。歌口(三角の窓)部分を傷つけないように指で押さえ、吹き口から強く息を吸い込むか、頭部管を外して柔らかい布やガーゼで水分を優しく拭き取ってください。