建築図面の記号を完全攻略!建具・電気・アルファベット略語のプロ解説

建築図面の記号を完全攻略!建具・電気・アルファベット略語のプロ解説に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

意匠図だけでなく、建物の耐久性や遮音性を左右する「材料記号建築図面」の読み方も重要です。柱や壁の断面図を見ると、ハッチング(網掛けパターン)や特定のアルファベットで建材の種類が明記されています。

構造材料を表す代表的な記号は以下の通りです。

  • RC(Reinforced Concrete):鉄筋コンクリート造。図面断面では斜線や細かいドット(コンクリート骨材の表現)で塗り分けられます。
  • S(Steel):鉄骨造。軽量鉄骨や重量鉄骨の柱・梁の位置に「H形鋼」などの断面形状が描かれます。
  • SRC(Steel Reinforced Concrete):鉄骨鉄筋コンクリート造。大規模マンション等で採用される高強度構造です。
  • W(Wood):木造。木造住宅の平面図では、柱の位置に正方形のマス目(一般的に105mm角または120mm角)が等間隔(910mmグリッドや1000mmモジュール)で配置されます。
  • PB(Plaster Board):石膏ボード(プラスターボード)。壁や天井のクロス下地材として使われ、「PB t=12.5」のように厚み(t)と共に指定されます。

構造壁(耐力壁)か単なる間仕切り壁かを見極めるには、壁の太さと線の種類に注目してください。木造住宅の図面で「筋交い(すじかい)」の記号(斜めのバツ印など)が入っている壁や、RC造の厚い耐震壁は、将来のリノベーションでも撤去できない壁です。これを把握しておくことで、将来的な間取り変更の可否を設計段階で判断できます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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