捨てたら大損?さつまいものつるの食べ方とプロ直伝のアク抜き・レシピ
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野菜の地上部を口にする際、生活者が最も懸念するのは毒性のリスクです。特に同じイモ類であるジャガイモの場合、芽や緑化した皮に天然毒素「ソラニン」や「チャコニン」が含まれるため、重篤な食中毒を引き起こす危険性が広く知られています。しかし、植物分類学上、ナス科であるジャガイモに対し、サツマイモはヒルガオ科に属しています。公的機関の成分分析および農業試験場の学術データにおいても、さつまいものつる毒性の有無について有害成分の蓄積は確認されておらず、完全に無毒であることが立証されています。
ただし、一言に「つる」と呼んでも、食用として適した部位とそうでない部位が明確に分かれます。美味しく味わうためには、植物としての構造を正しく把握することが不可欠です。
食卓で主役となるのは、葉と茎をつなぐ「葉柄」と呼ばれるパーツです。地面を這っている親蔓の太い部分は木質化が進み、どれほど煮込んでも噛み切れないワイヤーのような食感になってしまうため避けるのが賢明です。収穫時には、みずみずしい緑色または赤紫色を帯びた葉柄を選定してください。