なぜ山が神なのか?三輪山と禁足地の真相から迫る神体山信仰の全貌

なぜ山が神なのか?三輪山と禁足地の真相から迫る神体山信仰の全貌の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

Q1:大神神社(三輪山)には本当に社殿がまったくないのですか?
A1:参拝者が手を合わせるための「拝殿(はいでん)」は立派な建築物として存在します。ないのは神様そのものを安置するための「本殿(ほんでん)」です。拝殿の奥には国の重要文化財である「三ツ鳥居(みつとりい)」が据えられており、参拝者はその鳥居越しに三輪山そのものを神体として直接拝礼します。

Q2:靴を脱いで「裸足」で登拝しなければならない山があるというのは本当ですか?
A2:本当です。三輪山などでは、より深い信仰心を示すために自発的に素足で登拝する熱心な信者(講社の方々など)が現在もおられます。ただし、一般の登拝者に対して素足が強制されているわけではありません。むしろ怪我防止の観点から、歩きやすく滑りにくい登山靴やスニーカーでの登拝が推奨されています。

Q3:禁足地に誤って足を踏み入れてしまった場合、どうすればよいですか?
A3:万が一、立ち入り禁止の境界線やロープを越えてしまった場合は、直ちに元の道へ引き返してください。知らずに入った場合であっても、社務所や管理事務所にその旨を申告し、指示を仰ぐのがマナーです。神域を犯したことに対する罪悪感や不安が残る場合は、麓の社殿で正式にお祓い(修祓)を受け、無礼を詫びて清めていただくことをおすすめします。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest